大会委員長挨拶
大会委員長 : 内藤 裕二
京都府立医科大学 生体免疫栄養学講座 教授
この度、日本ビタミン学会第76回大会を、2024(令和6)年6月8日(土)〜9日(日)の会期で、福井県福井市(福井駅前 AOSSA)にて開催させて頂くことになりました。
福井は私の故郷でもあり、北陸新幹線の敦賀延伸や福井県立恐竜博物館の改装などで盛り上がる福井で開催させていただくことに大変な喜びを感じております。
本学会はこれまでも、医学、薬学、農学、工学、理学、生活科学など極めて広い範囲の研究者が栄養学や生化学、分子生物学などの領域にとどまらず、遺伝学、免疫学、さらにはがん研究などを取り込んで議論する場として、世界に類のないビタミン学・バイオファクター学に特化した学会として発展してまいりました。
第76回大会でも、シンポジウム、各種受賞講演、一般講演、共催セミナー他を予定しており、ビタミンおよびバイオファクターの研究を推進すべく鋭意準備を進めております。
会期前日には福井を堪能頂けるエクスカーションを予定しており、最終日には市民公開講座も開催予定とさせて頂いております。
是非とも一人でも多くの会員の皆様方にご参加いただきまして、本学術集会での発表・討論にご参加頂ければ幸いです。
演題募集
1)演題募集期間
募集期間:2024年1月5日(金)10時~2024 年 1 月31日(水)18 時 → 延長:2月5日(月)17時
演題募集を2月5日(月)17時で締切りました。多数のご応募、ありがとうございました。
参加登録
1)事前参加登録
事前参加登録締切日、支払期限:2024年4月22日(月)17時 → 5月7日(火)17時で締切りました。
- 事前参加登録をされた皆様に、第76回大会事務局より、参加証(領収証付き)を5月10日に発送致します。大会当日、ご持参ください。
- 参加証を持参し忘れた場合は、会場受付(AOSSA 8F)にお立ち寄りください。
- 抄録は、会員の皆様に、日本ビタミン学会事務局より、4月25日に発送しております。大会に参加される方はご持参ください。
※参加証は別便でのお届けになりますのでお忘れなきよう、当日ご持参ください。
2)当日参加登録費
会場受付(AOSSA 8F)は6月8日(土)8時20分、6月9日(日)8時30分から行います。
現金のみでのお受付となります。
大会参加費(消費税込) |
正会員 |
学生会員 (発表者)※1 |
非会員※2 |
学生非会員※1 |
¥10,000 |
¥3,000 |
¥12,000 |
※無料 |
情報交換会参加費(消費税込) |
正会員 |
学生会員 (発表者)※1 |
非会員※2 |
学生非会員※1 |
¥9,000 |
¥5,000 |
¥9,000 |
¥5,000 |
※1. 学生(学部学生・大学院生)は聴講のみの場合は、大会参加費は無料です。受付で学生証を提示し参加証を受領してください。
発表者の方は、参加費が必要です
※2. 非会員の方で大会要旨集が必要な方は、1部1,600円での販売となります。
※3. 情報交換会 『THE FUKUI NIGHT』
日時:2024年6月8日(土)18:30~20:30
会場:ザ・グランユアーズフクイ(ホテルフジタ福井内3階)「天山の間」
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目12-20
参加者へのご案内
ご登壇者へのお知らせ
・当日会場にお越しいただきましたら、大会受付(AOSSA 8F)にお寄りください。
1.利益相反の有無の開示のお願い
←パワーポイントダウロード
・適切に利益相反の有無を開示してください。
2.特別講演、シンポジウム
・当日会場にお越しいただきましたら、大会受付(AOSSA 8F)にお寄りください。
・特別講演、シンポジウムの講演時間は事前にお伝えした通りのご進行でお願いいたします。
・発表には大会事務局のPC、もしくはご自身のPCをご使用ください。セッション開始の30分前までに、第1会場の映像オペレーター卓まで
発表データ、またはご自身のPCをお持ち込みください。前のセッション開催中でもオペレーターにお声がけいただくことができます。
※ USBメモリはウイルスチェックを行い、機密情報や個人情報を含まないものをご使用ください。
※ MacやPowerPoint以外のソフトを使用される方、動画をご利用される方は、ご自身のパソコンをご用意ください。
※外部映像出力端子がHDMI以外の方は専用のコネクタを必ずご持参ください。
3.若手依頼講演、一般演題口頭発表
・当日会場にお越しいただきましたら、大会受付(AOSSA8 階)にお寄りください。
・若手依頼講演はご講演15分+討論5分です。
・一般口頭発表はご講演8分+討論4分で、以下のようにベルを鳴らして進行いたします。
第1鈴:講演終了1分前、第2鈴:講演終了時間、第3鈴:討論終了時間
また、演題冒頭番号は(発表日)-(会場区分)-(発表順番)、 講演者:○正会員、●学生会員と記載しております。
・発表データは原則として事前提出をお願いしております。当日は大会事務局のパソコン(Windows環境のPowerPoint)を利用いただき
ご発表いただきます。講演会場内に事前にいただいた発表データをご用意しておりますので、各セッション開始30分前までに会場に
お越しください。
← 提出期間:5月13日(月)~5月31日(金)19時
・バックアップとして念のため発表用のファイルを保存したUSBメモリもご持参ください。
・USBメモリはウイルスチェックを行い、機密情報や個人情報を含まないものをご使用ください。
ご来場の皆様へのお知らせ
1.会場受付開始時間について
・会場受付(AOSSA 8F)は1日目 8時20分、2日目8時30分から行います。
2.ランチョンセミナーについて
・ご希望のランチョンセミナー会場に直接お越し下さい。整理券等はございませんが、席に限りがありますので先着順となります。
3.会場内の飲食について
・第Ⅲ会場内は飲食不可となっておりますのでご協力の程宜しくお願い申し上げます。
・ランチョンセミナー開催時は、黙食・黙飲にご協力をお願いします。
・ご寄附いただいた飲料などは、6F休憩室にて提供いたします。飲食中は黙食・黙飲にご協力をお願いします。
4.ご来場時のお願い
・発熱や咳症状など体調がすぐれない方のご来場はお控えください。
・参加中はマスク着用のご協力をお願いします。受付付近には消毒用アルコールを用意いたします。適宜ご利用ください。
5.クロークについて
・クロークをAOSSA 6Fに設置します。お預かり可能時間については、当日ご確認ください。
プログラム
- 戦国城下町一乗谷と医学 ~発掘された医師の実像~
講演者:川越 光洋(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 副館長)
- SY1.機能性食品研究とビタミン・バイオファクター学の接点(共催:日本フードファクター学会)
座 長:津川 尚子(神戸学院大学)
村上 明(兵庫県立大学)
講演者:「ビタミンD栄養改善を目的とした食品機能の再考」
津川 尚子(神戸学院大学)
「感覚栄養学とポリフェノール」
越阪部 奈緒美(芝浦工業大学)
「乳児における母乳フラボノイドの役割を考える」
村上 明(兵庫県立大学)
「カロテノイドの生体内抗酸化作用を再考する」
寺尾 純二(徳島大学)
- SY2.酸化ストレス研究とビタミン・バイオファクター学の接点(共催:日本酸化ストレス学会)
座 長:今井 浩孝(北里大学)
仲川 清隆(東北大学)
講演者:「酸素感知代謝物としてのビタミンB6の機能」
関根 弘樹(東北大学)
「トコトリエノールの神経保護作用について」
福井 浩二(芝浦工業大学)
「自閉症とビタミン」
松﨑 秀夫(福井大学)
- SY3.抗加齢医学研究とビタミン・バイオファクター学の接点 〜ビタミンD研究の臨床的知見から〜(共催:日本抗加齢医学会)
座 長:瀧谷 公隆(大阪医科薬科大学)
市 育代(お茶の水女子大学)
講演者:「リアルワールドデータから見るビタミンD研究の課題」
越智 小枝(東京慈恵会医科大学)
「ビタミンD サプリメントは癌の再発・死亡を抑止できるか?」
浦島 充佳(東京慈恵会医科大学)
「ビタミンDと抗加齢医療」
満尾 正(満尾クリニック)
「健常高齢者における血中ビタミンD濃度の挙動~京丹後長寿コホート研究からの知見をもとに~」
髙木 智久(京都府立医科大学)
- LS1.脳科学研究の最前線(共催:大正製薬株式会社)
座 長:内藤 裕二(京都府立医科大学)
講演者:「腸内細菌-腸-脳連関」
須藤 信行(九州大学)
「超高齢社会におけるサルコペニア、フレイルの意義~腸内細菌、ビタミンの役割を探る」
荒井 秀典(国立長寿医療研究センター)
- LS2.腸内細菌代謝物と健康-ビタミンが仲介する腸内細菌と神経系のクロストークを例に-(共催:Noster株式会社)
座 長:小川 順(京都大学)
講演者:「腸内細菌代謝物と健康-ビタミンが仲介する腸内細菌と神経系のクロストークを例に-」
小川 順(京都大学)
「Our gut microbiome in neurological health and disease」
Eran Blacher(The Hebrew University of Jerusalem)
- LS3.脳と腸の不思議な役割を理解する(共催:ミヤリサン製薬株式会社)
座 長:安藤 朗(滋賀医科大学)
講演者:「日本人の5,200例の腸内マイクロバイオームの特徴」
永田 尚義(東京医科大学)
「脳による敗血症制御メカニズム:神経ペプチド オレキシンとグレリンの関与」
奥村 利勝(旭川医科大学)
- LS4.アスタキサンチン研究の新展開(共催:アスタキサンチン研究会・富士化学工業株式会社)
座 長:矢澤 一良(早稲田大学)
講演者:「アスタキサンチンの魅力およびその商業的生産」
西田 康宏(富士化学工業株式会社)
「ミトコンドリア栄養素としてのアスタキサンチン」
内藤 裕二(京都府立医科大学)
エクスカーションのご案内
JR福井駅東口(9:15)===大本山 永平寺(9:40~11:00)===JR福井駅東口(11:25)…AOSSA(11:30)
ご旅行代金:お一人様6,000円(税込)、最小催行人数15名、添乗員有り
【 Aコース ツアー行程はこちら 】 ← クリックするとPDFが開きます。
JR福井駅東口(10:00)===福井県立恐竜博物館(10:50~12:10)===永平寺/ほっきょ荘/昼食(12:45~13:20)===
大本山 永平寺(13:30~14:40)===道の駅―乗谷朝倉水の駅(15:00~15:15)===JR福井駅東口(15:25)…AOSSA(15:30)
ご旅行代金:お一人様9,500円(税込)、最小催行人数15名、添乗員有り
【 Bコース ツアー行程はこちら 】 ← クリックするとPDFが開きます。
その他
第1回の内容はビタミン97巻11号(2023)にトピックスとして紹介したが、大学の研究者・企業関係者など、ヒト対象のビタミン研究に関心のある方が集い、研究を進める上での課題や必要なサポートなどにつき、情報交換・ディスカッションを行い、ヒト対象ビタミン研究を推進し、横のつながりを作って共同研究を目指す会。事前参加登録不要。一般演題のような演題募集は行わないが、ご発言希望の方は、下記までご連絡願いたい。
静岡県立総合病院 リサーチサポートセンター
田中 清 kwutanaka○gmail.com(○部分を@に変えてメールをご送信ください。)