ごあいさつ
第6回日本周麻酔期看護医学会学術集会
会長 川口 昌彦
(奈良県立医科大学麻酔科学教室 教授)
このたび、2025年2月15日(土)に、第6回日本周麻酔期看護医学会学術集会をAP大阪駅前にて開催することとなりました。
学会は、2018年に社団法人日本周麻酔期看護医学会として発足し、以降毎年周麻酔期看護師(Peri-Anesthesia Nurse, PAN)並びにその教育・実践に関わる医師、看護師、関連職種からなる学術集会を開催してまいりました。2018年の創設以来、本学会は日本の周麻酔期看護において麻酔科医と協働し、患者の安全と安楽に貢献する看護師としての更なる発展を目指してまいりました。皆様のご支援のもと、本会も第6回目の集会を迎えることができましたこと深く御礼申し上げます。
2025年4月より医師の働き方改革も本格的に実施され、特定看護師やPAN、薬剤師、臨床工学技士などとの多職種での周術期管理の推進が重要な課題であり、本学会がその一翼を担えればと考えております。本大会のテーマは「社会的調和を目指した多職種医療の進化~ダイバーシティ&インクルージョン」とし、PANだけでなく、特定看護師・薬剤師・臨床工学技士も含めた未来像の議論ができればと考えております。本領域の推進により、安全で質の高い周術期医療の更なる発展が期待されます。
関連の方々のご指導・ご協力を賜り、実りのあるものにしたいと思いますので、多数の演題応募とご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。